おいしいんだけどね
(河北新報)
飼育したイノシシを使った青森県むつ市脇野沢地区名物の
ぼたん鍋が、消滅の危機を迎えている。
飼育事業の度重なる赤字に市がしびれを切らし、
来年度以降の補助金廃止を決定。
事業継続への打開策は見えていない。
「34年間で一度も黒字を出していない。
これ以上、将来への負担は増やせない」
むつ市の宮下宗一郎市長は5月31日、
イノシシの飼育事業への補助金支出継続を求めた
脇野沢宿泊業組合などの要望を一刀両断した。
市はイノシシ肉をふるさと納税の返礼品にしたり、
関西や青森市でトップセールスをしたりするなど
2014年からてこ入れを図ってきたが、
飼育事業を担う市脇野沢農業振興公社の経営は上向かなかった。
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