2016年9月14日水曜日

「三味線」の今事情

伝統芸能なんですが…


(河北新報) 

仙台、秋田、山形の3市で店舗を構える邦楽器専門店
梅屋楽器店」の梅原久史さん(41)が

東京芸大の「邦楽器音響研究会」の一員として、
カンガルーの皮を胴に張った三味線の開発を進めている。

カンガルー皮はオーストラリアが生態系維持のため
「間引き」して輸出しており、

研究会は猫や犬の皮に代わる素材として期待している。 
猫皮は表面の凹凸が多く柔らかな音色だが、

厚さが均一のカンガルー皮は力強く
直線的な音になるという。

三味線に使う猫や犬の皮は猫食や犬食の文化が残る
中国などから仕入れてきたが、

食文化の変化や動物愛護意識の高まりで
近年は取引量が激減。

20年東京五輪で日本文化への注目が高まる中、
愛玩動物の皮を使うことに

海外から厳しい目を向けられかねないとの
懸念が開発の背景にある。 

「三味線」です↓


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