休憩し放題だね
(東京新聞神奈川版)
今月初旬、東京新聞に読者から匿名で一通の手紙が届いた。
「市民には館内禁煙を求めながら、
職員は館内の温かいところで吸っている」。
相模原市役所の分煙方法への問題点を投げ掛ける訴えが
つづられており、どんな実態なのかと担当課に当たった。
すると、確かに市民目線では疑問が残る喫煙事情が見えてきた。
「禁煙」。市役所入り口には、そう書かれた看板があった。
受動喫煙防止を目的に、市役所の敷地で市民が利用できる
喫煙所は正面入り口から約三十メートル離れた屋外に
一カ所だけという。
一方、手紙では、庁舎内に職員だけ使える「たばこ部屋」が
あると指摘されていた。
市管財課によると、本館に五カ所、第一別館三カ所、
第二別館二カ所の計十カ所あるという。
本館の一カ所に行ってみた。
外見から一見すると「たばこ部屋」とは分からない。
入り口に「関係者以外の方の立ち入りはご遠慮下さい」と
注意書きがあった。
中には自動販売機やテーブル、いすが並び、さらに中に
壁で仕切られた部屋があった。
ドアを開けると、灰皿スタンドが二本。
これがたばこ部屋だった。
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